トークショー&特別上映 映画『最低。』

ゲスト:瀬々敬久監督:森口彩乃(主演):小林剛(Producer)

 

開催概要

私は生きる。
全てがいま壊れても。

近年、出会い系、〇〇活など、金銭への欲求から安易に自身を売ってしまう若者が増え、結果、傷つき何か大切なものを失っているように思えます。
3人が演じる役柄から、そこに至るまでに何があったのか、望んで進んだ道なのか、もし回りに親しい友人など自身の心情を打ち明ける人がいたら踏みとどまれたのか、を感じ気付かされる映画であり、同時に一時の判断が長く深く人生に影響することを教えてくれる映画であると思います。
「生きづらさの中で、居場所を探す女性たちの話」であり、「性に対する多様な捉え方、考え方」を今一度考えてみませんか?

デジタル上映

【最低。】

34歳主婦、25歳AV女優、17歳女子高生と、境遇も年齢も性格も異 なる3人の女。彼女たちに共通するのは<AV>と関わりを持って いること。彼女たちの運命が、ある出来事をきっかけに動き始め る…。

現役AV女優として人気の紗倉まなが執筆した文芸小説「最低。」 を映画化。平凡な主婦・橋本美穂を森口彩乃、AV女優の彩乃を 佐々木心音、女子高生の本間あやこを山田愛奈が演じる。

※トークショーおよび上映会には無料でご参加いただけます。
※本作品はR15+指定作品のため、15歳未満のお客様は保護者同伴でもご参加いただけません。

出演者

瀬々敬久監督

瀬々敬久監督

1960年、大分県出身。京都大学文学部哲学科在学中に『ギャングよ 向こうは晴れているか』を自主製作し、注目を浴びる。大学卒業後、86年に獅子プロダクションに所属。助監督を経て、89年「課外授業 暴行」で商業映画監督デビュー。以降、『黒い下着の女 雷魚』(97)、『HYSTERIC』(00)、『MOON CHILD』(03)、『感染列島』(08)、『アントキノイノチ』(11)などの劇場映画から、ドキュメンタリー、テレビ、ビデオ作品まで様々な映像作品を発表している。04年公開の『ユダ』は「映画芸術」誌の年間ベストテン1位を獲得。『ヘヴンズ ストーリー』(10)が第61回ベルリン国際映画祭で国際批評家連盟賞とNETPAC賞、同作脚本の佐藤有記が毎日映画コンクール脚本賞を受賞。近作として『ストレイヤーズ・クロニクル』(15)、『64-ロクヨン- 前編/後編』(16)、『なりゆきな魂、』(17)、『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(17年12月16日公開)。また自身が企画の『菊とギロチン -女相撲とアナキスト-』や『友罪』がある。

森口彩乃

森口彩乃

1986年生まれ、北海道出身。主な出演作に『食堂かたつむり』(10)、ドラマ「相棒 SEASON10」(11/ANB)、「モメる門には福きたる」(13/CX)、「ストロベリーナイト スピンオフ 『アンダーカヴァー』」(13/CX)、舞台「海盗セブン」(12/地球ゴージャス)など。女優としてだけでなく、「coqueAe project」として舞台の企画・演出も手がけるなど、多岐にわたり活躍している。

小林剛

小林剛

(㈱KADOKAWA 映像事業局 コンテンツ事業部 プロデューサー)

1965年生まれ。上智大学経済学部経済学科卒。メーカー勤務を経て91年大映入社。94年より宣伝部勤務。『ガメラ 大怪獣空中決戦』から平成ガメラシリーズ3部作の宣伝を担当。宣伝プロデューサーとして『CURE』、『蛇の道』、『蜘蛛の瞳』、『回路』、『着信アリ』シリーズ、『富江』シリーズ、『小さき勇者たち~ガメラ~』、『初雪の恋』、『カンフーくん』等多岐にわたる作品を手がけた。08年企画製作に異動。KADOKAWA映画製作プロデューサーとして若松節朗監督『沈まぬ太陽』(アソシエイトプロデューサー)、瀬田なつき監督『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』、英勉監督『貞子3D』『貞子3D2』、古澤健監督『Another アナザー』、安里麻里監督『バイロケーション』『劇場版 零~ゼロ~』『氷菓』、前田弘二監督『セーラー服と機関銃 -卒業-』、白石晃士監督『貞子VS伽椰子』、瀬々敬久監督『最低。』を製作。城定秀夫監督『私の奴隷になりなさい・第2章 ご主人様と呼ばせてください』『私の奴隷になりなさい・第3章 おまえ次第』が夏に、中田秀夫監督『殺人鬼を飼う女』が秋に公開を控える。