078オープニングセッション「実験都市・神戸の未来展開~クリエイティブ思考と感性のつながりがまちを変える~」

内容

昨年からスタートした、神戸2020ビジョンのテーマ「若者に選ばれるまち」実現に向けたクロスメディアイベント「078」、今年は4月27日~29日の3日間にわたり、COMING KOBE’18とも連携し、都心とウォーターフロントエリアの6つの会場を中心に開催され、未来に向け魅力と活力あふれる都市として発展する神戸を発信していきます。今年の078オープニングセッションでは、昨年に引き続き、デザインを通した社会実装の手法開発を研究する神戸大学の学際的プロジェクト「減災デザインセンター」の副センター長 槻橋修さんのコーディネートのもと、神戸市長の久元喜造 078名誉実行委員長、テクノロジーによるメディアアートという視点で、世界で様々な実験を試みるクリエイティブ集団「ライゾマティクス」を率いる齋藤精一さん、同じく神戸大学のイノベーション創造のための研究者集団「未来道場」のメンバー 神戸大学院工学研究科助教 祇園景子さんの3人が、指数関数的な社会変化の中、予測不能な未来社会に向けて、神戸というまちがどのような価値を発揮すべきか、そのために何が必要なのか、未来に向け都市の価値を再起動するための鍵を見出していきます。

日時

4月27日(金) 11:00~12:00

会場

KIITO1F(ステージA)

参加

無料

申込

不要

定員

150名

出演者

久元喜造

久元喜造

078実行委員会 名誉実行委員長(神戸市長)

1954年神戸市兵庫区生まれ。神戸市立山田中学校、灘高等学校を経て、東京大学法学部卒業、総務省(旧自治省)入省。内閣官房内閣審議官、総務省大臣官房審議官(地方行政・地方公務員制度、選挙担当)、同選挙部長、同 自治行政局長などを歴任。札幌市財政局長、京都府地方課長、青森県企画課長、石川県財政課など地方自治体でも勤務。
2012年 神戸市副市長、2013年 神戸市長選挙において初当選、2017年 再選

齋藤精一

齋藤精一

株式会社ライゾマティクス 代表取締役

1975年神奈川生まれ。建築デザインをコロンビア大学建築学科(MSAAD)で学び、2000年からNYで活動を開始。その後ArnellGroupにてクリエティブとして活動し、2003年の越後妻有トリエンナーレでアーティストに選出されたのをきっかけに帰国。その後フリーランスのクリエイティブとして活躍後、2006年にライゾマティクスを設立。建築で培ったロジカルな思考を基に、アート・コマーシャルの領域で立体・インタラクティブの作品を多数作り続けている。2009年-2014年国内外の広告賞にて多数受賞。現在、株式会社ライゾマティクス代表取締役、東京理科大学理工学部建築学科非常勤講師。2013年D&AD Digital Design部門審査員、2014年カンヌ国際広告賞Branded Content and Entertainment部門審査員。2015年ミラノエキスポ日本館シアターコンテンツディレクター、六本木アートナイト2015にてメディアアートディレクター。

祇園景子

祇園景子

神戸大学大学院工学研究科助教/未来道場(神戸大学未来社会創造研究会)

コーディネーター:槻橋修

コーディネーター:槻橋修

神戸大学減災デザインセンター副センター長 
神戸大学大学院工学研究科・准教授

1968年富山県高岡市生まれ。建築家として数多くの店舗や住宅の設計を手がける。2011年に発生した東日本大震災以降は、甚大な被害を受けたまちに対して、建築の視点からできることを模索しながら支援活動を継続している。『「失われた街」模型復元プロジェクト』には、全国各地から多数の建築家や学生ボランティアが参加した。
2009年日本建築学会教育賞(教育貢献)共同受賞。2014年東日本大震災復興支援「失われた街」模型復元プロジェクトが第40回放送文化基金賞受賞(NHK盛岡放送局と共同受賞)。2015年日本建築学会賞(業績)共同受賞。
神戸大学大学院工学研究科建築学専攻准教授、ティーハウス建築設計事務所主宰。デザイン都市神戸創造会議委員。